みちびき後継機打ち上げ成功!衛星測位(GNSS)への影響は?
2021年10月26日、鹿児島県にある種子島宇宙センターにて、準天頂衛星「みちびき初号機後継機」を搭載したH-IIAロケット44号機の打ち上げに成功しました。
目次
まずはH-IIAロケット44号機打上げ映像を御覧ください。
「みちびき初号機」の後継機、H-IIAロケット44号機とは?
同衛星は2010年に打ち上げられた「みちびき初号機」の後継機です。
みちびきは、2010年より順次打ち上げられており、2018年に4機体制になりました。今回は老朽化した1号機の後継機の打ち上げになります。
みちびきの特長は?GPSとの違いを紹介
カーナビやスマートフォンなどで利用されている衛星測位は、主にアメリカの衛星であるGPSを利用して実現されてきました。
GPS測位を安定的に実現するためには、最低4機の衛星から信号を受け取る必要があります。しかし、日本は都市部や山間部が多く、 衛星が受信できない場所が多いという課題がありました。
みちびきは、日本の天頂付近を八の字軌道を描きながらGPSだけでは得られない高い精度と安定性を実現するために日本が打ち上げた衛星郡です。
今後のみちびきの進展と衛星測位(GNSS)への影響
今回打ち上げたのは初号機の後継機ですが、2023年までにはみちびきを7機体制にする計画があります。
これにより、日本における衛星位置情報の有効活用がさらに進んでいくことが見込まれます。
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