株式会社荻野商店様
新型コロナウイルス感染予防やDX推進に活用
株式会社荻野商店は、創業104年を迎えるこんにゃく製粉業の老舗。「白雪」をはじめとする高品質こんにゃく粉を製粉している。広大な敷地の中には製粉工程ごとの建物が点在しており、従業員の所在管理は課題の一つ。今回導入したLinkit エリア探索を、DX推進と感染予防に役立てている。
屋内の位置情報をリアルタイムに表示
探す時間がゼロに
エリア毎の滞在時間
医師が「どこにどれくらいの時間滞在していたか」を確認できます。
（活用例）
- 当直中の休息、外来対応時間
- 勤務時間中の医局の滞在時間
| 名前 | 医局 | カテ室 | 1F外来 | 当直室 | ナースステーション | |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2023/1/5 | 山田太郎 | 60分 | 360分 | 120分 | | |
| 2023/1/5 | 佐藤花子 | | | 120分 | 30分 | 180分 |
「Linkit エリア探索」は、BLE搭載の携帯型ビーコンと、オフィス、店舗、工場、倉庫など屋内の複数拠点に設置された専用ゲートウェイ（受信機）により、各社員のリアルタイムの位置情報や移動履歴をクラウド上で記録・管理することを可能とするサービスです。各社員の位置情報の取得は小型で安価なビーコンと受信機で行うため、スマートフォンなどの高額な機器を支給する必要はありません。一人一人の社員の現在の居場所や過去の移動履歴が瞬時にわかることから、平常時やフリーアドレスの職場環境下での業務効率を高めるだけでなく、ウイルス感染拡大防止対策にも有用です。
動画でわかる「Linkit エリア探索」実際の画面もご確認いただけます
対応Linkit Gear
ソーラーパワー型ビーコン
屋外はもちろん、オフィスなど屋内の少ない光量でも充電されるソーラーパワー型Bluetoothビーコンです。リチウムイオン二次電池を搭載し、光源がない環境でも約2ヶ月は電池が持ちます。ストラップをつけてキーホルダーとして携帯することができます。
サイズ: φ:35.5mm x H:7.9mm
本体重量： 11.6g
キーホルダー型ビーコン
個人識別情報を発信する小型軽量Bluetoothビーコン。ミニマルなデザインでどんな装いにもなじみます。ストラップで社員証や鞄などにも装着可能。電池残量が少なくなるとアラートメールを送信するので打刻漏れの心配もありません。
サイズ: W:32.2mm x D:35.4mm x H:11.5mm
本体重量： 8.2g (電池込み)
Linkit エリア探索 導入メリット
面積当たりの導入コストが安い
Linkitエリア探索はゲートウェイ1つにき半径20mほどまで測位できるので、広い範囲を低コストでカバーできます。比べて、画像認識やセンサー系は狭い範囲を精度高く測位することに向いていますが、広い範囲をカバーしようとすると、大量の機材が必要になるのでコストが高額になる傾向にあります。広い範囲を低コストでカバーしたいのであればLinkitエリア探索はおすすめです。
価格について
| ライト | スタンダード | カスタム | シンプル勤怠 | |
|---|---|---|---|---|
| 初期費用 | 7.7万円(税抜7万円) ＋ハードウェア購入費用 |
16.5万円(税抜15万円) ＋ハードウェア購入費用 |
お問い合わせください | 7.7万円(税抜7万円) ＋ハードウェア購入費用 |
| 月額利用料 | 6.6万円(税抜6万円) | 9.9万円(税抜9万円) | お問い合わせください | 5.5万円(税抜5万円) |
| 人数 | 50人まで | 150人まで | 151人から | 200人まで |
| ゲートウェイ数 | 15箇所まで | 50箇所まで | 51箇所から | 5箇所まで |
| 最低利用期間 | 半年 | 半年 | 半年 | 半年 |
| 勤怠自動打刻 | ○ | ○ | ○ | ○ |
| 医師の勤怠（当直、オンコール） | ○ | ○ | ○ | – |
| 勤怠システム連携 | ○ | ○ | ○ | ○ |
| 所在のマップ表示 | ○ | ○ | ○ | – |
| 所在のリスト表示 | ○ | ○ | ○ | ○ |
| 滞在エリアの履歴確認 | ○ | ○ | ○ | ○ |
| 濃厚接触者レポート | ○ | ○ | ○ | – |
| セキュアチャット | ○ | ○ | ○ | – |
測位方式を徹底比較
Linkitエリア探索は広範囲・同時検知が強みで低価格
 |
画像認識 | 2Dセンサー | 3Dセンサー | |
|---|---|---|---|---|
| サービスの 特徴 |
エリアごとの在席状況をリアルタイム及び時間集計して確認。 | カメラでタグを写すことで個別認識、現場状況の見える化。 | タグ不要。誤差数cmの高精度動線追跡。動線分析・インストアマーケティング。 | タグ不要。誤差数cmの高精度動線追跡。動線分析・インストアマーケティング。2Dより精度が高い。 |
| 適用できる 範囲 |
広い （1m～20m） |
狭い （数cm〜数m） |
狭い （数cm〜数m） |
狭い （数cm〜数m） |
| 範囲あたりの 費用 |
安価 | 高価 | 高価 | 高価 |
| 所在管理 （所在時間） |
 電波が届く空間 |
 カメラの範囲 |
センサーの範囲 |
センサーの範囲 |
| 同時検知 | |
|
 |
|
| 動線追跡 （10m単位） |
部屋単位の移動追跡 |
複数台設置で可。但し高額 |
複数台設置で可。但し高額 |
複数台設置で可。但し高額 |
| 動線追跡 （cm単位） |
 細かい追跡は不可 |
タグの位置追跡 |
数cm～13cmの誤差 |
数cm～10㎝誤差 |
| 個人判別 | ビーコンで判別 |
タグで判別 |
不可 |
顔認識 |
| 機器の 所持不要 |
ビーコン必須 |
タグ必須。かつ、カメラに写るように設置する必要あり。 |
所持不要 |
所持不要。但し、個人を特定する場合はタグが必須。 |
| ジェスチャーなど 細かい行動検知 |
不可 |
タグを腕につける等で可能だが確度制限あり |
センサーの設置条件によっては可 |
手の動きなども検知 |
| 広範囲の 敷地 |
受信機1個で半径20m。比較的安価に範囲を広げられる |
カメラ1台4.3mx2.4m。高額になるため広範囲は向かない |
高額になるため広範囲は向かない |
高額になるため広範囲は向かない |
| 精度 | 1m程度 |
cm単位で可 |
cm単位で可 |
cm単位で可 |
| メリット | BLE電波により広範囲を認識可能。カバンの中や遮蔽物にも比較的強い。 設置の工事が不要。 | カメラに写るなら100個でも検知可能。タグが安価。電池交換不要。 | タグ不要で高精度。遮蔽物さえなければ30m先も検知可能。 | タグ不要で高精度に認識可能なため、狭い店舗などでは細かい人の動きまで把握できる。 |
| デメリット | 高精度の動線管理は不可。電波の揺らぎがあるため、GW同士が近すぎる場合は誤検知することがある。 | コードが傾くだけで認識から外れてしまう。カメラは距離が取れない。 | 遮蔽物や人が重なった時に認識できなくなる。個人の特定は不可。カメラは設置位置や角度の工夫が必要。 | 高額。カメラは設置位置や角度の工夫が必要。 |
社員の位置情報・移動履歴から
新型コロナウイルス「濃厚接触者特定レポート」を表示
「濃厚接触者特定レポート」は、「Linkit エリア探索」の屋内の人の位置情報・移動履歴の管理ログを活用し、新型コロナウイルス感染が判明された社員がオフィスなど屋内の特定エリアに滞在した時間と、他社員の同様データをマッチングさせ、感染者との累積接触時間の多い順から濃厚接触者をリスト化し提供するサービスです。
「濃厚接触者特定レポート」は管理画面から簡単にリスト化でき、印刷、データダウンロード（PDF、SVGファイル）も管理画面から簡単に行うことができます。
大規模な施設や部屋数が多い職場、従業員が多い職場では、感染者確認後も一人一人の行動履歴を調査する労力が大幅に省け、感染の可能性の高い濃厚接触者を瞬時に見分けて通知するなど、迅速な対応へとつなげることが可能となります。感染力および重症化リスクの高いウイルス感染拡大防止対策として、有効なツールとなります。
新型コロナウイルス「濃厚接触者特定レポート」の4つの機能
- 感染者発覚時に社内で同じエリアに長くいた人物の特定
- 感染者と（同じ時間ではないが）同じエリアにいた時間の長い人物の特定
- 感染者が長く滞在していたエリアの特定
- 時系列での感染者の滞在エリアの追跡
動画でわかる「濃厚接触者特定レポート」の4つの機能
実際の画面もご確認いただけます
テレビ朝日 スーパーＪチャンネルにて
「Linkit® エリア探索」”濃厚接触者”確認サービスが紹介されました
※引用元：テレビ朝日 スーパーＪチャンネル 2020年5月28日（木）放送
