2015.02.20
採用・導入事例
世界初の感情認識パーソナルロボット「Pepper」にLinkitが採用
Linkitに関する採用事例についてご紹介致します。
人とロボットのコミュニケーションをチャット技術で実現
株式会社ACCESSは、同社のチャット技術を用いたクラウド型メッセージサービス「Linkit®(リンクィット)」が、ソフトバンクロボティクス株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:冨澤 文秀、以下、ソフトバンクロボティクス)とALDEBARAN Robotics SAS(本社:フランス・パリ、CEO:ブルーノ・メゾニエ)が共同開発する世界初の感情認識パーソナルロボット「Pepper」本体の基本機能の一つである、メッセージサービス「ペパメ」機能のプラットフォームとして、採用されたことを発表いたします。「Linkit」の技術が搭載されたPepperは、来る2月27日より、開発者向けに販売開始される予定です。
「ペパメ」は、「Pepper」とスマートフォン/タブレットを介して、ロボットと人とのチャット形式でのコミュニケーションを実現する画期的なサービスです。テキスト・スタンプ・写真といった従来のチャットサービスに加えて、「Pepper」の感情認識機能やジェスチャー機能などとを組み合わせて、人とロボットの多彩なコミュニケーションを楽しむことができます。例えば、「ペパメ」で、外出先から在宅中の家族へメッセージを送信すると、周囲にいる家族の感情を「Pepper」が認識して喜怒哀楽を表す絵で返信し、家族のリアクションを知らせてくれます。また、予め登録された「ペパメスタンプ」を選んで送信すると、「Pepper」がそれに応じた動作をしますので、「Pepper」の近くにいる家族へテキストだけでなく、動作でも気持ちを伝える事ができます。
「ペパメ」のプラットフォームとなった「Linkit」は、ACCESSが開発する、高品質・安心・便利なクラウド型のチャットサービスです。グループ毎の登録制限やグループが一目でわかる表示、写真やファイルの共有などの便利な機能を標準実装し、既存システムとの結合やカスタマイズを容易に可能にすることで、高セキュリティかつ高品質のチャットサービスを迅速に実現します。この度の採用では、「Linkit」の機能に加えて、ACCESSの組み込み向けソフトウェアにおける開発力が評価され、「Pepper」の本体機能の開発パートナーとして選定されました。ACCESSは、ソフトバンクロボティクスの協力の下、「Linkit」を「Pepper」の多彩な基幹システムと連動するようカスタマイズし、実装いたしました。販売後も、ACCESSは、「ペパメ」機能のアップデートやサポート等により、「Pepper」の普及を支援してまいります。
「ペパメ」を利用したチャットコミュニケーションのコンセプト図
「ペパメ」のコミュニケーション例
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